肉吸いって何?大阪のおいしいご当地グルメを紹介

 

大阪に住んでいれば一度は聞いたことがある「肉吸い」ですが、他県ではまだまだ知らない人が多いのが現状です。今日はそんな大阪の隠れ名物「肉吸い」を徹底解明していきたいと思います😃

そもそも「肉吸い」とは?

「肉吸い」ときいてよくわからないのが「吸い」の部分。実際に私も「肉吸いの吸いってどうゆう意味ですか?」と何度か聞かれたことがありますが、「吸い」は「お吸い物」からきています。つまり肉すいとは「お肉のお吸い物」なのです!

とゆわれても、「あ〜なるほどね!」とはならないのが現実だと思います(笑)なぜなら味の想像がイマイチできないからです。いま、味の想像がイマイチできていない方、肉うどんの味を想像してみてください鰹と昆布の優しい出汁に、ほろほろ〜とほどける牛肉と、ツルツル喉こしの良いうどん。。その味こそが肉吸いなのです。ただ、うどんは入っていません😆

「肉吸い」は「肉うどんのうどん抜き?!」

ではどうやって肉吸いが誕生したのか?次は肉吸いの歴史をお話ししましょう。

大阪で有名なエンターテイメントといえば吉本新喜劇。 私も子供の頃は、土曜日のお昼になるとテレビの前にスタンバイし、大笑いしていました。(笑)その吉本新喜劇の二大巨星と呼ばれ、黄金時代を切り拓いた花紀京さんが、肉吸いの生みの親と言われています。花紀京さんが劇場出番の空き時間に、近くのうどん屋に訪れ、二日酔いだったため、軽いものが食べたくて「肉うどん、うどん抜きで」と注文したことで生まれのが肉吸いだと言われています。誕生エピソードまで大阪らしいな、と思ったのは私だけでしょうか?🤣

「肉吸い」のここが美味しい!🌟

肉吸いの味はお店によって少しずつ異なりますが、和風出汁に牛肉が入った料理ということはどこも同じ。とてもシンプルな料理だからこそ、素材の質で味が決まります。美味しい肉吸いは、出汁がふわ〜と香り、牛肉の甘みが出汁に染み込んだ、角がなく優しい味です。ふわふわ、ほろほろとした牛肉の食感も美味しさのポイントです👍

 

大阪人は「肉吸い」をいつ食べるのか?

 

肉吸いを販売していてよく聞かれるのが、「肉すいっていつ食べるんですか?」という質問。たしかに馴染みのない料理っていつ食べるのかわからない時、ありますよね。私は、夜ご飯のあと1品が欲しい時や、小腹が空いた時の夜食として食べることが多いです。肉吸いは平たく言えば、「お肉の和風スープ」なので、どんな日本食とも基本的に相性が良く、夜ご飯の一品として活躍します。夜食として食べる時は、ご飯にかけて「肉吸い茶漬け」にしたり、お豆腐をいれて「肉豆腐」にしたり、アレンジすることが多いです⭐️

どこで「肉吸い」を食べられる?

肉吸いが生まれたお店として有名なのが「千とせ」です。
本店と別館の2店舗あり、ともに大阪難波駅近くにあります。
メディアで紹介された有名なお店なので、特に週末は観光客で行列になっています。みなさん「一度は行きたい!」という人気店です🎵

🍽️千とせ 本店(ちとせ)

所在地:大阪府大阪市中央区難波千日前8-1
南海本線 難波駅から209m

営業時間:10:30 - 14:00(火曜日定休日)

🍽️千とせ べっかん

所在地:
大阪府大阪市中央区難波千日前11-6 なんばグランド花月 1F
南海本線 難波駅から229m

営業時間:11:00 - 19:00 (L.O. 18:30)


チェーン店では「串カツ田中」が肉吸い(豆腐入り)を提供しています。
串カツの締めの一杯として体に染みる肉吸い、ありですよね!!


大阪の居酒屋では、肉吸いを提供しているお店が少しずつ増えてきているので、自分好みの肉吸いを探してみるのもいいかもしれません✨

お家で肉すいを食べるなら....

大阪では肉吸いを提供しているレストランが増えていますが、全国的に見るとまだまだ知名度も低く、食べられるお店も少ないです。。「肉吸いを食べてみたい!でも近くにお店がない。。」という方は、ネットでお家で作れる肉吸いレシピがたくさん公開されているので、作ってみるのもいいかもしれないですね👌私のように「作るのは面倒くさいけど食べたい。。」という方は、当社の肉吸いをぜひ食べてみてください😆